大規模津波防災総合訓練

平成22年10月16日

釧路市などにおいて大規模津波防災総合訓練が実施されました。
この防災訓練は、平成16年のスマトラ沖地震津波を契機に

国交省主催により平成17年度から

毎年全国各地で実施されております。


釧路市開催では西港第4埠頭背後地会場をメインに

厚岸・浜中のサテライト会場で行われ

災害時における応急対策の迅速化や円滑化を図ることと

訓練により地域住民の知識の普及啓発をすることで

地震・津波による被害を軽減させることを目的としています。


参加者は107の機関・団体から約10,000人で

釧路建設業協会からも上田会長をはじめ

会員各社から多数の方が参加いたしました。


漂流物

当協会の携った訓練は

パトロール車による被災情報の収集

津波漂流物(ガレキ)の撤去

被災箇所の応急復旧(築堤斜面への土のう積み・シート張り・

築堤の亀裂への石灰水注入※)活動となっており

日頃の経験を活かしスムーズな作業を行いました。

※ 築堤の亀裂への石灰注入は

本復旧の時に築堤に入った亀裂の深さや位置を

試掘調査し易いようにマーキングすることが目的です。

堤防


今回の訓練で国交省開発局をはじめとする

各行政機関・団体との円滑な連携の大切さや

被災地での復旧活動において

地域建設業の組織が果たせる重要な役割と責任があること

を改めて確認することができました。
-|-
カテゴリ:協会からのお知らせ

▲ページの先頭へ